国民が金融機関にお金を預ける。これが国民の金融資産。
金融機関はそのお金の大部分を国や地方自治体に貸す。これが国の負債。
故に当然 国民の金融資産>国の債務 になるのだが、これは良いニュースでも何でもない。
腐敗政治家はこのお金で公共事業を発注しゼネコンから見返りを得る。
金融機関は国や地方から利息として見返りを受ける。
民間プロジェクトと違ってこの融資は必ず不良債権化する。
即ち絶対に返せない状況になる。
最終的には納税者の負担によって返すことになる。
増税かハイパーインフレ(金融資産の消滅)のいずれかによって。
その時、資産防衛に成功した者、つまり政治と金融の接点に居る者に資産が集中することになる。
これは日本だけでなく世界中で行なわれている。
腐敗政治家、ゼネコン(あるいは軍需産業)、金融機関は最初から分かっていて破産ごっこをやっている。
中央銀行という怪物が出来てからずっと繰り返されているモノポリーだ。